セラサイズの効用 | 70代からの運動神経回路の回復

山本康雄(元三菱石油広報部長、元帝京平成大学教授)

山本康雄(元三菱石油広報部長、元帝京平成大学教授)

40歳以来の老人性喘息、60歳での悪性リンパ腫の宣告、65歳から糖尿病と3つの持病を持ち、どれにも仲良く付き合うことしかないわが身を省みて、2年前から友人の紹介でセラサイズを毎週1回継続してきました。その効果について述べてみたいと思います。

顕著な効果の一つ目は、頸椎ヘルニア、肩こり、腰痛が完全になくなったこと。

還暦の頃より集中していたパソコン利用による頸椎の悪化は全くなくなりましたし、中高生の頃からあった肩こりと腰痛も今や感じることはありません。試しに半信半疑のワイフに、セラサイズ運動の前後に行うBasic Trainingを施してみると、永年悩まされ続けてきた肩こりが血流の改善効果のお蔭ですっかり完治しました。

二つ目の効果は、近視の視力改善です。

メニューにある視力改善のための目の運動には、正直半信半疑の気持ちで続けていました。しかし、ある時テレビを見ていて何となくぼやけて見えることに気付きました。中学1年から近視の眼鏡にお世話になって以降、高校時代には0.01まで進みましたが、加齢とともに0.1まで改善していました。

3か月前に眼科で検眼してみると0.6まで回復し、メガネを新調しなければならないほどに改善したのです。当初は医者も老眼が進んだのだろうと言っていたが、老眼は従来通り裸眼で新聞を読める状況には全く変わりがなく、明らかに近視のみが大幅に改善したのです。この間特段に近視を改良する治療もしていませんので、この改善はセラサイズで続けている目の体操によるもの以外に考えられません。

三つ目は、息切れが大幅に減少したことです。

急な階段を登った後の息切れはありますが、平常のWalking時の速歩やインターバル大股歩きの後でも、顕著な息切れ症状は起こさなくなりました。この結果、歩数計によると1日の歩数は平均して1万歩以上、その時速は平均で4.7km/時を維持しており、5.0km/時を越える日も週1~2日はある状況が続いています。この改善もセラサイズの実施以降の特徴的変化といえる。

四つ目は、全体的に血圧が120前後に低下したことです。

それ以前は140前後であったので驚きの変化です。また、1時間のセラサイズの運動の前後では、運動前より後の方が血圧低下を示していることも不思議な体験である。激しい運動ではない証拠である。

もう一つの健康の要素である休養については、夜型人間で深夜就寝し早朝6時頃には起床する睡眠時間5~6時間が永年の習慣でしたが、特に運動の継続効果で十分に睡眠が取れるように変質しました。併せて食生活の変化からか夜間の尿意が大幅に減少した。毎晩2~3回はトイレに駆け込んでいましたが、睡眠時間が7時間程度に長くなったにも拘らず、全く目覚めることなく朝を迎えられるようになりました。

以上セラサイズを切っ掛けに体質改善を目指した効果は、75歳にしては驚くべきで現在絶好調です。小川代表には感謝感謝です。

老化対策には運動神経回路の回復が一番だと強く感じています。

※この記事は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。

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