2018年11月6日
お久しぶりです。長谷川です。
表参道駅のA5出口から出てスタジオに向かう1つ目の信号、ギャルソン(店舗)の手前に小さな稲荷神社があるのをご存知でしょうか?鳥居と赤いのぼりが目を引きます。
そこは表参道にありながら、別の空気を感じます。
朝、お参りされている方を初めて見かけた時は、場所柄のせいか、何故かアッと心奪われ、足早に通り過ぎながらも横目でその姿を追いました。佇まいを正して熱心にお参りされている姿に自分の佇まいも正されたような静謐な気持ちになりました。
それからは、私も朝お参りしたいと思い始めたのです。ところが、たいてい先客がいらっしゃいました。
熱心に手を合わせてらっしゃるビジネスマン風の若い方やご町内風の男性、ある時は箒を手にお掃除されている女性の方、などなど、、、。
しかし、ついに先日、鳥居をくぐり、小さな社殿の前に立ってお参りする事が出来ました。
“今日も良い一日になりますように!”
心が整うような爽快な気持ちになったのは言うまでもありません。そして、やっとお参りできた嬉しさと。
こちらは大松稲荷神社というそうです。創建年は不詳ですが、この地に巨松があったことからそう呼ばれているそうです。ある由緒によると天保の頃(1840年頃でしょうか)霊松と言われる程の巨松があったそうですが、後に暴風で折れて根株だけが残り、その上に社殿が作られたそうです。今も社殿の床下にはその根株があるそうです。